『和名類聚抄』所引『唐韻』探讨

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论文字数:38555 论文编号:sb2022031810474645204 日期:2022-03-30 来源:硕博论文网
本文是一篇日本留学生论文,本文通过将《和名抄》所引《唐韵》逸文与中国切韵系韵书中的内容进行了对比,推测出以下两种可能性:①源顺编纂《和名抄》时参照的《唐韵》底本和《广韵》参照的《唐韵》底本的版本不同,参考材料的性质与《广韵》十分接近。②《和名抄》所参照的底本并非《唐韵》,而是《广韵》或其之后的韵书,且参照的底本并非只有一本,有从后世韵书中引用的内容。

一、先行研究

1.『和名類聚抄』引用書目の研究
1999 年に『倭名類聚抄十巻本・廿巻本所引書名索引』が出版された。『箋注和名類聚抄』と吉田幸一の十巻本を対象とした『倭名類聚抄引用書書名索引』や塚原鉄雄の廿巻本を対象とした『倭名類聚抄所引書名人名索引一元和三年古活字版―』などを参考にして、「十巻本書名索引」、「二十巻本書名索引」、「『倭名類聚抄』十巻本所引書名頻度一覧」、「『倭名類聚抄』廿巻本所引書名頻度一覧」と「『箋注倭名類聚抄』書目解題一覧」などが掲載されている。
2002 年に『和名類聚抄の文献学的研究』が出版され、『和名抄』の引用書目について詳しく述べていた。
第四章の第四節「所引書名の統計と分析」で、林忠鵬は『和名抄』に引用された典籍をデータベース化にし、「十巻本引用典籍の頻度」と「二十巻本引用典籍の頻度」が掲載されている。その結果によると、『十巻本箋注本倭名類聚抄』(以下『箋注本』と略す)所引書名は延べ三千九百九十四例、異なり四百六十五種であり、廿巻本(那波道圓本)所引書名は延べ三千九百九十六例、異なり四百七十五種である。
林の統計結果によると、引用頻度が前三位の引用書は下表のようである。
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2.『切韻』を巡る研究
2.1 中国における『切韻』の研究
清の陳澧は『切韻考』1において『広韻』の反切用語を校勘した。反切系連法で反切上字を帰納して、声母が四十種あるという結論を出した。反切下字を帰納して、韻部を単位に韻母の種類を考察し、两百○六韵の韻部に属する小韻を整理した。また、周祖謨は『唐五代韵書集存』2で、現存している三十種の唐、五代写本の韻書、等韻などに関する写本、九種の韻字抄などを集めて、唐、五代の韻書の異同について考証し、内容や性格などによって、七種類の韻書に整理した。王国維は『唐写本切韻残帙』3などで『切韻』系韻書の源流について考察し、韻書の形成、『広韻』とその前期に成立した五家の韻書との関係、『唐韻』、李舟『切韻』などの唐代韻書と『切韻』、『広韻』との関係などについて論述した。魏建功は『論切韻系の韻书』『古音系研究』などの著作を著した。銭拓は『魏建功音学述評』4で魏建功の功績を次のようにまとめていた。『切韻』系韻書の系統を残存する材料と基本類型と韻目数で分析し、おおむね七種類に分けている。商宮五声分字の方法は『韻集』などから始まり、「五声」はただの分類法に過ぎなく、「四声」とは必然的な繋がりはない。隋、唐、宋各代の韻書を統計し、170 種類に近い韻書名目を整理した。先学の考えを修正し、韻書の系統を訂定した。董同龢は『漢語音韻学』で次のように述べている。『切韻』で表されている音は陸氏諸人の心の中の標準的な字音の音系であり、実在的な音系ではなく、実際から離れた所があるので、一般的ではないと主張した。邵荣芬は『「切韵」研究』5で次の五つの角度から論じた。まず、『切韻』音系の性質について論証した。また、多くの学者が高本漢の論点に対する批判を肯定し、更に論証した。そして、唇音は開合を区別しない、「俟」母の独立のような明らかにしていない問題を更に論証した。それから、「泥」「娘」の分立という否定された伝統的な言い方は事実と相応しいと主張した。最後に、重紐韻字の分類、韻母音値の仮定などの問題について新しい発想を述べた。
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二、『和名抄』及び『切韻』系韻書について

1.『和名類聚抄』について
『和名抄』は源順が第四公主の教命を受けて編集した「倭名」の集大成である。承平五年(935 年)秋以前成立とされている。『倭名類聚抄』『倭名抄』ともいう。
韻書類の引用は『倭名抄』において、かなりの量を占めており、十卷本と二十巻本の書籍引用回数(人名を含む)はそれぞれ延べ三千九百八十五例と四千百十一例となっており、それに対して、韻書関係の引用回数はそれぞれ六百三十五例と六百十八例となっている。割合で計算すると、全体の十五点九パーセントと十五点0パーセントを占めている。切韻関係の書の引用も同様に上田氏の指摘の如く頻度が低いものは『東宮切韻』よりの孫引きである。
本稿は『箋注本』を底本にした。林忠鵬は『和名類聚抄の文献学的研究』に「『箋注倭名類聚抄』は狩谷棭齋が一生をかけて、『和名抄』研究の結晶である。勿論、狩谷棭齋は諸先学の研究に基づいて諸本を集め、それぞれの善し悪しを十分に検討した上で、最善のものを選んで、「箋注」の本文を決めたと考えられる」と述べている。
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2.『唐韻』について
『唐韻』は中国で唐代に孫愐によって編纂された韻書である。切韻系韻書の中で極めて重要な位置を占めている。『東斎記事』に「自孫愐集『唐韻』、諸書遂廃」とあるように、当時、『唐韻』は広く伝播され、世の中に大きな影響をもたらした。ここでは孫愐『唐韻』を紹介したいと思う。
著者は孫愐である。陸法言の『切韻』を訂正増補して、天宝十年(七五一年)に完成したと言われている。序文に、「陳州司法孫愐」とある。現存する『唐韻』の材料として、蒋蔵本『唐韻』残巻、敦煌文献『唐韻』残巻、徐鉉『説文』の反切、永楽本『唐韻』などが挙げられる。封伝兵は『孫愐「唐韻」伝本及佚文考述』1で残巻と逸文の情況を考察した。
①蒋蔵本『唐韻』残巻について
『唐韻』の原本は既に逸失している。今まで発見された写本の中で、最も完備しているのは蒋蔵本『唐韻』残巻である。1908 年、北京瑠璃厂の本屋で呉県の蒋斧に購入された。計 14 ページが残り、去声入声二巻の一部の内容が窺える。原本は無くなり、翻刻本は周祖謨『唐五代韻書集存』に収録している。蒋蔵本『唐韻』残巻(以下蒋蔵本と略す)について、最初に研究を行った人は蒋斧である。
蒋は『唐写本「唐韻」記』で、忌み言葉、字形、州郡県名などについて考証した。入手した写本は陸法言の原本、或いは長孫納言の箋注本であると主張した。王国維は『書呉県蔣氏唐写本唐韻後』(『王国維遺書』に収録)で、『唐韻』は開元本と天宝本との二種類あり、蒋蔵本は天宝本であるという結論を出した。『唐写本唐韻残巻校記』(『王国維遺書』に収録)で、『広韻』などを参照にし、全書について全面的な校勘を行った。陸志韋は『唐五代韻書跋』(『陸志韋語言学著作集(二)』に収録)で、『唐韻』は必ず開元本と天宝本との二種類あるとは限らないと主張した。周祖謨は『唐韻写本考釈』(『唐五代韻書集存』に収録)で、蒋蔵本は開元年間の写本であると主張した。徐朝東は『蒋蔵本「唐韻」研究』で、蒋蔵本について最も全面的且つ綿密な研究を行り、蒋蔵本は 733 年に成書した開元本であるという結論を出した。
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三、『和名類聚抄』所引『切韻』系韻書の考察.......................... 13
1.見出し字の音注の比較.............................13
2.義注の内容の比較.........................20
3.後世の韻書から引用したものについて................................22
四、『新撰字鏡』との比較........................................25
1.見出し字の音注の比較.................................25
2.義注の内容の比較..................................28
3.他の韻書から引用したものについて............................29
おわりに..................................31


四、『新撰字鏡』との比較


1. 見出し字の音注の比較
まず、『和名抄』所引『唐韻』に出た和訓と『新撰字鏡』に出た和訓と比較した。検討できる例は 42 例あり、附表 3 に記述している。
和訓の用字が全く一致している用例は「板」「筬」「幌」「吠」「盤」の 5 例ある。
その中にある 1 例をあげる。
『和名抄』:唐韻云、板、步綰反、伊太、功程式有波多板步板、薄木也
『新撰字鏡』:板、布綰反、伊太
発音がほぼ同じで、文字遣いが異なる用例は「瞼」「踝」「踵」「酗」「庇」「模」「 」「椿」「楸」「楠」の 10 例ある。
その中にある 1 例をあげる。
『和名抄』:唐韻云、瞼、巨險反、又居儼反、末奈布太、目瞼也
『新撰字鏡』:瞼、居儉反、上、目表皮也、万奈不太
発音と文字遣いが異なる用例は「眵」「腭」「胯」「䵴」「營」「窯」「瓪」「枓」「饘」「鎗」「杓」「層」「鞘」「鏁」「攣」「囮」「鐟」「鑱」「碪」「橡」「柅」「鷗」「翈」「鬐」「蚶」「榛」「莞」の 27 例ある。
その中にある 1 例をあげる。
『和名抄』:唐韻云、胯、音袴、万太、兩股間也
『新撰字鏡』:胯、苦故反、去、股也、人乃毛々
和訓の用字が全く一致している用例は 5 例で、全例の 11.90%を占めている。発音がほぼ同じで、文字遣いが異なる用例は 10 例で、全例の 23.80%を占めている。発音と文字遣いが異なる用例は 27 例で、全例の 64.29%を占めている。『和名抄』の時代から『新撰字鏡』の時代にかけて、和語にかなり大きな変化が起こったと見られる。
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終わりに


本稿はまず、『索引』を参照しながら、『箋注本』を底本に、「唐韻」と「孫愐」「孫愐切韻」の引用頻度を別々に数えた。その結果、『唐韻』の逸文は 433条で、『孫愐』は 25 条で、『孫愐切韵』は 17 条で、合計 475 条である。『和名抄』の引用書の中には、韻書の引用が非常に目立っており、特に『唐韻』の引用頻度は全ての引用典籍の中で最も高いと見られる。
そして、『和名抄』各部の引用した『唐韻』逸文の例数を統計し、調度部の割合が極めて高く、95 例も引用されたことから当時の日本で調度に関する語彙が貧乏であるということが分かる。
それから、その逸文を音注と義注に分けて、中国の切韻系韻書と比較した。『和名抄』所引『唐韻』系逸文の音注と『王韻』での 30 例の内容と比較した。反切上字も反切下字も同じであるのが 15 例であり、全例の半分を占めている。異体字の 2 例を同じである場合に見なすと、その比率は 56.67%となり、総数の半分を超えている。また『和名抄』所引『唐韻』系逸文 252 例の音注と『広韻』での内容と比較した。252 例のうちに、15 例は『広韻』で注されていた音と異なり、全例の 5.95%を占めている。27 例は『広韻』で見つからなく、全例の 10.71%を占めている。残りの 230 例は『広韻』で注されていた音とは全く一致しており、全例の 91.27%を占めている。義注から見ると、『王韻』と一致する例は 24 例で、全例の 36.36%を占めており、『広韻』と一致する例は41 例で、全例の 62.12%を占めている。『和名抄』を編纂する際に底本として参考した材料の性格は、『広韻』とは極めて近いと推測できる。反切用字が全く異なる例を比較すると、6 例のうちに、4 例の反切用字は『広韻』にも出ており、1 例の反切上字は『広韻』から転写される際の誤写だと思われ、1 例は発音が『広韻』と同じであるということが分かる。また、その 6 例の中に 5 例の解釈は『広韻』に探せることができる。『和名抄』と『広韻』を編纂する際に、参照する『唐韻』の底本が異なると推測できる。そして、『和名抄』が編纂される際にその底本として参照したのは『唐韻』ではなく、『広韻』またはその後世の韻書である可能性があり、参照した底本は一つとは限らなく、その後世の韻書からの孫引きがあると推測できる。
参考文献(略)


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